メディトク株式会社(以下「当社」)は、医療機関・健診機関・行政機関向けのクラウドサービスを提供するにあたり、セキュリティとコンプライアンスを事業の根幹と位置づけています。本ページは、導入検討・情報セキュリティ担当者の方が確認される観点を、ひとつの場所にまとめたセキュリティ・コンプライアンス情報です。
1. コンプライアンス・準拠方針
当社は、医療情報システムの安全管理に関するガイドライン(いわゆる3省2ガイドライン)をはじめ、個人情報の保護に関する法律および関連ガイドラインを踏まえ、リスクベースのセキュリティ管理を実施しています。
- 個人情報の保護に関する法律に基づく適切な取り扱い(プライバシーポリシー参照)
- 医療・健診に関わる情報の利用目的の限定とアクセス制御
- 委託先(クラウド基盤・決済代行等)に対する契約上の義務付けと監督
- 定期的な設計・運用の見直しとセキュリティレビュー
2. 認証・アクセス制御
不正アクセスの防止と、院内業務の継続性の両立を目的に、多層の認証設計を採用しています。
- 多要素認証(MFA):TOTP 等による MFA を必須とし、パスワード単独でのログインリスクを低減します
- 開院認証(1日1回MFA):当日中に完全な MFA ログインを実施した施設では、院内ネットワークからの再ログイン時にリスクベース認証を適用します(3省2ガイドラインのリスクベース認証に準拠)
- 院内ネットワークゲート:MFA 省略は、開院認証済み・当日中・許可された院内ネットワークからのアクセスに限定されます
- ロールベースアクセス制御(RBAC):管理者・スタッフ等の役割に応じ、必要最小限の権限のみを付与します
- PIN 認証:管理者メニュー等、機密度の高い操作には PIN による追加認証を設けています
- セッション管理:診療業務の継続性を考慮したセッション設計(ハードタイムアウト・日付変更時の再認証等)を採用しています
3. データの保管・暗号化
お預かりするデータは、通信経路と保管領域の双方で保護します。
- 通信の暗号化:TLS 1.2 以上による HTTPS 通信
- 保管時の暗号化:AWS マネージドサービス(DynamoDB 等)におけるサーバー側暗号化(AWS KMS)
- アクセス制御:IAM・ネットワーク設計により、業務上必要な範囲にアクセスを限定
- 書類の取り扱い:改ざん検知性・閲覧互換性の観点から、書類の送受信・共有は PDF 形式を基本とする設計を採用するサービスがあります
4. 監査ログ・説明責任
重要な操作の追跡可能性を確保し、事後確認と説明責任の発揮を支援します。
- 監査ログ:ログイン・権限変更・データエクスポート等の重要操作を記録(保持期間:365日)
- インフラ読取証跡:AWS CloudTrail Data Events により、主要データストア(DynamoDB・S3)への読取操作を記録(保持期間:90日)
- インシデント時の説明:完全な否定証明は原理的に困難なため、設計上の非保持(カード番号等)・期間ログ・異常操作の有無・課金整合・バックアップ整合を組み合わせ、合理的な証拠として説明します
- 既読確認・期限管理:書類連携サービスにおいて、閲覧状況の追跡や有効期限の管理を提供
- ログの保護:監査ログへの不正な改ざん・削除を防ぐための運用設計(書き込み専用 API・暗号化・PITR)
5. インフラ・可用性
当社のクラウド基盤は Amazon Web Services(AWS)上に構築し、国内リージョンで運用しています。
- リージョン:AWS ap-northeast-1(東京)
- バックアップ:DynamoDB のポイントインタイムリカバリ(PITR)を有効化、AWS Backup による日次バックアップを実施
- 障害・メンテナンス情報:サービスステータス ページで稼働状況を公開
- 変更管理:本番環境への変更はレビュー・段階的リリースのプロセスに基づき実施
6. 委託先(サブプロセッサー)
サービス提供にあたり、以下のような第三者インフラ・サービスを利用しています。委託にあたっては、契約による義務付けと適切な監督を行います。
- Amazon Web Services, Inc.:クラウドインフラ(コンピュート・ストレージ・データベース等)
- PAY.JP(ペイジェイ株式会社):クレジットカード決済の代行(カード情報は当社サーバーに保存しません)
- Amazon Cognito:ユーザー認証基盤(AWS マネージドサービス)
- Amazon SES:トランザクションメールの送信
委託先の追加・変更がある場合は、本ページまたは関連ドキュメントで随時更新します。
7. 決済・課金のセキュリティ
施設向けの月額課金・初期費用の決済は、PCI DSS に準拠した決済代行を利用します。
- 決済代行:PAY.JP 経由(当社はカード番号等の機密情報を保持しません/PCI SAQ A 相当の構成)
- 課金の透明性:契約月無料・翌月1日からの月額課金等、課金スケジュールは 導入ガイド に掲載
- 請求書・領収書:ダッシュボードより発行可能(適格請求書登録番号は登録完了後に記載)
8. データ保持・解約時の取り扱い
契約終了後のデータ取り扱いについて、以下の方針で運用しています。
- 解約後、一定期間(90日)データを保持したうえで削除します
- 解約前のデータエクスポートが必要な場合は、終了日の10営業日前までにご依頼ください(手順の詳細は データ返却・破棄)
- 個人情報の取り扱い全般は プライバシーポリシー に従います
9. インシデント対応
セキュリティインシデントの検知・初動・復旧・再発防止までを想定した体制を整備しています。
- インシデント発生時のエスカレーション手順と関係者連携の定義
- 自動監視:ログイン失敗の多発・短時間の連続データエクスポート等を検知し、運営チームに通知
- 証拠の集約:監査ログ・CloudTrail・課金履歴・設計文書を期間指定で突合し、影響範囲の説明に活用
- 影響を受けるお客様への状況報告(必要に応じて)
- 根本原因の分析と再発防止策の実施
脆弱性のご報告やセキュリティに関するお問い合わせは、下記窓口までご連絡ください。
10. 関連ドキュメント
導入判断・社内審査にあたり、あわせてご参照いただけるドキュメントです。
11. お問い合わせ窓口
セキュリティ・コンプライアンスに関するご質問、導入審査用の資料請求、脆弱性のご報告は、下記までご連絡ください。
メディトク株式会社
〒862-0903 熊本県熊本市東区若葉1丁目35-11
セキュリティ窓口:security@meditoku.com
一般お問い合わせ:https://meditoku.com/contact/
施設向けお問い合わせ:https://meditoku.com/service-contact/
現時点では SOC 2 Type II の取得準備を進めています。認証取得の進捗や、導入審査に必要な詳細資料については security@meditoku.com までお問い合わせください。
最終更新日:2026年7月15日